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取材記事article

気軽に楽しむ能の世界

あさお謡曲研究会


 能は室町時代より様式を変えずに脈々と受け継がれてきた日本の古典芸能だ。あさお謡曲研究会は能の謡(うたい)=声楽と、仕舞(しまい)=踊りを習得し楽しもうというサークル。会員は老若男女、ベテランから初心者まで幅広く、入会の動機も「声を出すのは健康に良い」「謡は耳で学べる」「能の醍醐味を味わいたい」とさまざま。指導するシテ方(主役)金春流能楽師の中村昌弘先生は、主催公演の他に国内外で活躍している若手能楽師だ。

 稽古は「午後の部」と「夕べの部」がある。必修である謡の全体練習は正座が基本だが、ここでは椅子も座布団もあり臨機応変。まず先生がお手本で謡う。深い息に独特の節を付けたその謡は重く気迫がある。学ぶ皆は静かに受けて一斉に真似て返す。音を変え勢いを変えて、体にしみ込むまで練習が続けられる。

 中村氏は能を鑑賞するコツを「まずあらすじをざっと読む。それから舞台全体で感じ、想像力を働かせて観る」という。敷居が高いと思われがちな能だが、ここでは皆が気負わずに生き生きと練習し、それぞれの感性で能の幽玄な世界を楽しんでいる。

 あさお謡曲研究会では誰でも気軽に入れるように個別指導(午後の部)やグループ指導(夕べの部)などいろいろと工夫がなされている。ぜひ古典芸能の世界を体感してみては。

あさお謡曲研究会
あさおサークル祭発表会を終えて
 
  2018-08-01
あさお謡曲研究会
代 表:田中 恭(たなか きょう)
連絡先:Tel&Fax.044-987-2895
設 立:1988年4月
会 員:30名(男性10名 女性20名)
会 費:4500円/月
入会金:1500円
活動日:毎月2回火曜日 午後の部13~16時 夕べの部18~20時
活動場所:麻生市民館和室
URL:http://web-asao.jp//hp/yokyoku
取材・文 但木かこ
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あさお区民記者

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