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取材記事article

こころにとどいた 演奏と歌声の響き

川崎授産学園 音楽交流サロン「奏」


 障害者のための支援施設「川崎授産学園」と音楽を通して社会貢献に取り組むプロ音楽家グループ「ソーシャル・アーティスト・ネットワーク」(SAN)が共催する、音楽交流サロン「奏」(かなで)が、2012年4月に同学園でオープンした。

 運営には、地域住民も加わっている。このサロンは、SANメンバーと地域演奏家の演奏や歌を聴いたり、一緒に遊んだりして楽しい時間を過ごす。

 オープニングコンサートには、同学園や近隣の施設利用者、地域住民など約120人が集まって、フルート、ピアノ、マリンバの演奏や歌、トークを楽しんだ。最初は、静かに聴いていた施設利用者も、次第に雰囲気に慣れ「イエー!」と掛け声をかけたり、リズムに乗って手や膝をたたいたりしていた。機械人形の振りで歌う『森の小鳥はあこがれを歌う』は、ネジが切れて動きも歌も止まるコミカルな振りが観客の笑いを誘ったが、障がい者の一人がすっくと立ち上がって、真似をする。その、ぎこちないが得意げな仕草に、温かい笑顔が周りに広がった。

 オープン時の「施設利用者と地域住民の方が、生の音楽の中でくつろぎながら楽しく交流できる、温かいサロンにしたい」という、学園とSANの思いが届き、今はすっかり地域に溶け込んでいる。


川崎授産学園 音楽交流サロン「奏」
音楽交流サロン「奏」(2015.6)
すばらしい演奏に盛んな拍手
 
  2016-02-15
川崎授産学園 音楽交流サロン「奏」
共 催:川崎授産学園/SAN
活動日:偶数月は 第4木曜
    奇数月は 第2・第4木曜
時 間:13時30分~3時
参加費:無料
喫茶室のお茶やコーヒー、お菓子は各100円
定 員:なし
場 所:川崎授産学園(麻生区細山)

●申込は同学園 和地まで
Tel.044-954-5011
Fax.044-954-6463
*毎回、SAN(代表 江口義実)が率いる
音楽家による生演奏が楽しめる
取材・文 石﨑純也
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あさお区民記者

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