わが子が初めて出会うおもちゃに目を輝かせ遊ぶ時、親もまたその様子を見守るのは楽しい。だが、購入となると容易ではない。そんな時に、無料で利用できる“あさおオモチャとしょかん”は便利である。 麻生区役所柿生分庁舎で開かれる“あさおオモチャとしょかん”では、おもちゃを自由に手に取り、好きなだけ遊ぶことができる。乗り物はスポーツカーからクレーン車など車種も充実。ままごとができる大型ダイニングセット、布製の手作りのおもちゃ、小型ボールプールなど様々なおもちゃが200個ほど用意されている。 最近の利用者はほとんどが1歳から2・3歳の子どもたちだ。この時期は親も子どもから目を離せず大変な時期。子育ての大変さも知っているボランティアさんは「上の子の手を引き、赤ちゃんを抱っこして来られたお母さんには、‘赤ちゃんを抱っこします’と声をかけています」と言う。上のお子さんとゆっくり遊んで欲しいという配慮からだ。おもちゃに大喜びして遊ぶわが子の笑顔を見ながら、お母さんもまたほっと一息、元気をもらう場所になっている。 “あさおオモチャ図書館”は障がいがある子も、ない子も、おもちゃとふれあい楽しく過ごすことを願い1985年に設立。地域のボランティアによって運営されてきた。月に4回開館し、無料で利用でき、貸し出しも行っている。ぜひ親子で参加し、おもちゃを通してふれ合いを楽しんでほしい。 子ども大好きなボランティアさんも募集中。 |
麻生区主催の子育てフェスタのにぎわい おかさんと一緒にいっぱい遊びました サンタから良い子にプレゼント (クリスマス会にて) |
2016-08-01 | |
あさおオモチャとしょかん 第3木曜 10時30分~12時30分 13時30分~16時 |
取材・文 但木かこ |