麻生区内のある小学校の「わくわくプラザ」で「ひととゆめのネットワーク」主催の科学教室「紙飛行機(スペースシャトル)・スーパーボール・ロケット工作」が開催された。 ネットワークメンバー5名は白衣を着て先生に変身。飛行機はなぜ飛べるか、安定して飛ばすにはどうしたらよいかを説明。工作に入ると子どもたちの目が輝く。 型紙から飛行機を切出し、山折、谷折、ストローをセロテープで貼り付ける。わからない子は先生に助けを求める。手が止まっている子にはそれとなく手助け。先生の指先を見つめる子どもたちの目は真剣そのもの。直ぐできた子も、やっとできた子も嬉しそう。早々にスーパーボールに差し込んだ軸にストローをセットしボールの弾性を推力に、飛行機を飛ばす。 この団体は、科学大好き青少年を育成する活動に約20年前から着手。現在、教室メニュー50種を揃えている。理解し易い資料や授業プランを作成し、教材を準備する。一番苦労するのは材料費の捻出。 濱田代表は「色々な苦労も、子どもたちの楽しそうな顔を見るとうれしくなり忘れます。メンバーは子どもたちから元気、生きる力をもらっています」と語る。 この活動を通じて、ひとりでも多く理科に興味を持つ青少年が出てくることを期待したい。 |
理科大好き青少年を育成し、科学教育の普及・啓発活動を行うネットワークのメンバー |
2019-04-15 | |
ひととゆめのネットワーク(理科の出前教室) 代 表:濱田 國夫(はまだくにお) 連絡先:Tel.044-966-0696(出口) 設 立:2000年7月 会 員:15名 入会金:なし 会 費:1万2000円/年 活 動:定例会 月1回 科学教室 川崎、横浜の小・中学校を中心に年間45~50回開催 各回、メンバー約5名で担当 URL:取材・文 上治信義 |