千代ヶ丘小学校の学校施設開放日には、校舎の一角でパチリパチリと碁石の音が響く。子ども達が目を輝かして碁盤に向かい、その後ろでおじさん達が何やら話しかけている。おじさん達はAFIC の囲碁指導員。AFIC の定例会が開かれているのだ。子ども会員の小学生を中心に20~30人が集まる。 AFIC は子どもの囲碁普及を目的としたボランティア団体で、子どもとその保護者、囲碁指導員などで構成・運営されている。 2007 年、3名の保護者で立ち上げたこの会も、子ども会員を含め総勢60人にまでに成長した。千代ヶ丘小学校などの協力、保護者・指導員の熱意と積極的活動の成果だ。 囲碁を授業科目とする教育機関が増えているそうだ。大学などで囲碁を教えている、ヒカルの碁で有名な棋士の吉原由香里さんは「主張をぶつけ合いながらも限られた碁盤を分かち合う囲碁は、思いやりや礼儀などが学べる場」と推奨する。(日本経済新聞) 子ども達が囲碁で学んだことを活かし、立派な社会人に成長してくれること、これこそがAFIC会員全員の願いなのだ。 |
僕たち、わたしたち、麻生のヒカルです 豆棋士たちの練習風景 |
代表の熱田延雄は前野三衛に交代、連絡先は前野継続 2024.08.11 中島
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2016-02-15 | |
AFIC 麻生ファミリー囲碁クラブ |
取材・文 飯田保幸 |