麻生小学校とマンションで囲まれた、まるで中庭のような隠れ谷公園。「子ども達だけでなく、地域のコミュニティの場として大人たちもこの公園を活用して欲しい」と「隠れ谷倶楽部」の世話役の品川尚慶(しながわしょうけい)さんは語る。 毎月第2・4土曜の午前中、季節の花々を楽しみ、木漏れ日を浴びながら、低木の刈込、花壇の植替えなどのボランティア活動を行っている。2003年「周辺住民が公園の環境維持を自主的に行う」という川崎市との約束のもと公園再整備事業のモデル地区に。それまでの鬱蒼(うっそう)と木々の生い茂る公園が、メンバーの努力で現在のような明るい公園に生まれ変わった。 このときの約束は、当時かかわった人だけでなく、会員の活動ぶりを見て参加した人などでしっかりと守られている。フリーマーケットなど地域のコミュニティと関わる企画も盛りだくさん。 活動は「できるときにできるだけ、無理をせず、楽しく」がモットーなので、気軽に訪ねてみてはいかがだろうか。 |
ワイワイ、ガヤガヤ、楽しそう フリーマーケットの風景 |
2019-04-15 | |
隠れ谷倶楽部 代 表:品川 尚慶(しながわしょうけい) 連絡先:現地直接 設 立:2004年4月 会 員:30名(男性15名・女性15名) 会 費:無料 活動日:毎月第2・第4土曜 9~12時 (参加に関しては事前連絡不要) 活動場所:隠れ谷公園 |
取材・文 植木昌昭 |