新百合の好立地、市民交流館やまゆりの一室では朝早くから碁石の音がはじける。碁盤を見つめる初心者やお試し入学の子ども達。先生と対局する有段の子どもは時計を置いて公式試合を模しての一局。筒井ももこ先生は級位の子どもに一手ごと的確に助言する。腕前(棋力)を挙げステップアップする子ども達は「棋力が上がった!」と、勝ちどきもそこそこに次の対局に 移る。アッという間の3 時間だ。 前身の新百合囲碁キッズは、「子どもの成長に役立つ囲碁の教育効果に目を向けたい」との地域の保護者の思いを集めてはじまった。先生には囲碁界トップクラスの学生を招き、子ども達が囲碁の所作を基本を身につけ、競技で切磋琢磨し、感性や能力を磨く教室を目指す。 囲碁の普及を強化する環境づくりは子ども達にとどまらず、2015 年には、母親を対象に「ゼロから始める、女を磨く囲碁講座」をやまゆりで開催。世代を超えたコミニュケーションツールになる囲碁の世界。随時会員募集中。問い合わせるなら「今でしょう!」 |
腕前を上げステップアップ! 碁を打ち合い感性を磨く |
2016-02-15 | |
新百合囲碁学園 (男子18名・女子2名) |
取材・文 植木昌昭 |