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あさおふれんずasao friends
やまゆりのイベントを支える 縁の下の力持ち
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やまゆりテック
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暗転した照明の中、スポット照明に浮かび上がるアントニー、思いにふけるよう仰ぐ。音楽スタート。「ちょっとアントニーさん！」突然客席の最前列に座った男が立ち上がる。照明がパーッと明るくなる。「何度言わせるのですか！あなたがクレオパトラとデュエットで歌う場面でしょう。」非難するよう演出家役のセリフが続く。 ここは麻生市民交流館やまゆり。普段はサロンとして利用者に開かれた場所。今日は遮光カーテンが引かれ照明機器が階段の踊り場に、右手奥にはピアニスト、音響効果担当が演技の進行を凝視している。ちりりん座が率いる市民劇団のシェークスピア劇場、劇中劇の一場面だ。 やまゆりテックは「やまゆり」で催されるイベントを支える団体だ。歌声喫茶、ダンス集団、楽芸会etc、さまざまな企画にたいして道具、音響、照明等で利用者から最高のパフォーマンスが引き出せるよう支援を続けている。限られたスペース、設備を知恵で補い、スキルアップしてきた。それに呼応するように利用者の要望も高まる。 表現する側とサポートする側の緊張感と一体感、そこに参画する喜びが生まれる。やまゆりテックは今、人材を募集している。 |
月1回のミーティングでは支援するイベントの作業を打ち合わせ、活動方針を話し合う 
9月に公演した「アントニーと三人のクレオパトラ」 
照明機器はデジタル制御でカラフルに 音響機器も多種多様なイベントに対応 |
| 2019-05-01 | |
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やまゆりテック 代 表：中込 清皓（なかごめ きよあき） 連絡先：Tel.044-951-6321「麻生市民交流館やまゆり」 設 立：2016年4月 会 員：16名（男性9名・女性7名） 会 費：なし 活 動：定例会 毎月第1木曜13～15時、 支援イベント開催時 活動場所：麻生市民交流館やまゆり |
取材・文 景山 茂 |