春まだ浅い3月5日、麻生市民館岡上分館主催による「おかがみ散歩」の2回目が開催された。この企画は齋藤透さん(和光大学地域・流域共生フォーラム)による写真と説明を聞きながら、鶴見川流域を散策し、主として水鳥の観察をするものだ。 定刻に集まった参加者は約10名。希望者は本格的な双眼鏡を借りることもできる。この日は、岡上分館に集合後、齋藤さんなどから簡単な説明を受け、大正橋、古川公園などを経て、川の対岸に渡り再び出発点に戻るというコースだった。 目にすることができた鳥は、全部で20種類以上。それだけではない。まさかこんな地域に?と驚くような場所に、イタチがいるという。真っ赤なくちばしなのにすぐ草陰に隠れてしまうシャイなバンや、ダイブして小魚を捕食するカワセミの姿も観察でき、家路は心ゆたかなものになった。 |
こんな感じで、今、目の前にいる鳥を拡大写真とともに親切に説明してくれた。 カワセミです。 別の日の撮影ですが同じ個体と思われる。 齋藤氏提供 |
2017-04-01 | |
岡上散歩 主 催:麻生市民館岡上分館 |
取材・文 仲原照男 |