白山神社の南側にある木漏れ日が注ぐ200メートルほどの小道は、緑がいっぱいですがすがしく、犬連れや夫婦で散歩する姿を目にする。草花や鳥の鳴き声とともに森林浴も楽しめる。夏には子供がセミやカブトムシを採る。 この森は36年前に植物学者の宮脇 昭博士の指導で造られた。シイ、カシなどの常緑広葉樹を密集して植樹し、自然に生長させたため、うっそうとしていたが、そこに里山ボランティアが入りスッキリした。その参加者のひとりの奥山さんが、近隣の仲間4人を誘って協議会を立ち上げ活動を開始。今では近隣の住民の会員とで維持、改善している。作業は清掃、草刈り、剪定、間伐などで用具は貸し出す。手袋、服装は各自で準備。 自然の森を目指すので自分たちで草木は植えないが、キンラン、ギンラン、ツバキなどが咲き、シジュウカラ、キジバトのほか、運がいいとウズラの夫婦が見られる。機会を見て是非訪ねてほしい。 また成人の会員を募集中。 |
緑のなかを散歩すれば、身も心も晴れ晴れ 作業前のひととき |
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2019-04-18 | |
島田生長の森緑地管理運営協議会 代 表:奥山(おくやま)玲子(れいこ) 連絡先:Tel. 044-987-7335 設 立:2015年10月 メンバー:13名(男性5名、女性8名) 会費:なし 活動日:毎月第1日曜と2日後の火曜日 9時~11時 活動場所:島田生長の森緑地 |
取材・文 中島久幸 |