カーンカーン、緑に囲まれた公園に小気味よい打球音が響く。グラウンドゴルフのルールは簡単だ。50m、35m、25m、15mのコースを2つずつ作り、スタートとゴールにピンマットとホールを置き、専用のクラブで合成樹脂製のボールを打つ。どれもパー3で、8ホール回った打数の少なさを競う。ホールインワンは合計打数から3打引く。 日頃は20人程度が集まりワイワイやっている。ホールインワンがでるとガッツポーズをとり、ニアピンには「残念。惜しいね」と声をかけあう。グラウンドは自然のままなので、思うようには転がらずスリリングだ。年4回の地区大会があり励みになる。全国展開する連合会傘下の、神奈川県年金受給者協会に加盟しており、地区大会で10位以内に入ると県大会に出られる。40年ほど前、近隣同志で声をかけあってはじめたが、今では県大会の常連もいるし、かつて全国大会に出たことも。 加盟団体にはグラウンドゴルフのほか、ゲートボール、囲碁、将棋、カラオケ、旅行などを楽しむ同好会があり、相互に参加が可能でいろいろ楽しめる。 グラウンドゴルフはそれなりのプレーがすぐにでき、熱意と普段の練習次第で上達も早いとのこと。試打用のクラブが用意されているので、気軽に覗いてほしい。 |
ひと汗かけば、心身ともにリフレッシュ ホールは旗の下のリングである |
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2019-04-18 | |
神奈川県年金受給者協会麻生分会 グラウンドゴルフ部 代 表:福田(ふくだ) 研二(けんじ) 連絡先:Tel.090-3328-0087(福田) 設 立:1977年4月 会員数:100名(男性60名、女性40名) 会 費:2500円/年 活動日:第2、第4水曜 8時30分~11時 活動場所:山口白山公園 (麻生スポーツセンター南側) |
取材・文 中島久幸 |