「楽しく仲良く元気よく100才へ」をモットーに掲げる「マウナケア・フラ・サークル」は、シニア世代がゆったりと「60才からのフラダンス」を学ぶグループ。コロナ禍のもとでもいち早く活動を再開し、ウイルスに負けない健康づくりにいそしんでいる。 プロとして舞台に立っていたキャリアを持ち、踊りならなんでもこなす佐藤清子先生が17年ほど前に発足させ、麻生区、多摩区などに住む女性たちが集って活動してきた。 現在は60代から80代の17人が元気に踊っている。2020年は3月から5月まで休んだが、6月に再始動。以後、月に6回程度という日程を組んでいるのは、まさしくメンバーのやる気の証だ。 「(感染の心配で)どうしようかと思っていたんですが、再開してみたら、皆さんが来てくれました。待ってましたという感じでした」と佐藤先生。活動再開をみんなが待ちかねていたのだ。 ゆったりした動きながらストレッチ効果も高く、シニアの健康維持にも好適なフラダンス。コロナ禍を楽しく乗り切るためにはもってこいの活動といえる。 「リラックスできる」「脳トレにもいい」「曲の物語を考えながら踊るのが楽しい」―とはメンバーの声。発表会を目標に、おそろいの手づくりマスク姿で練習を重ねている。 |
おそろいの手づくりマスクをつけ、距離もとっての練習。 あでやかにお手本を示す佐藤先生 |
2020-12-01 | |
マウナケア・フラ・サークル |
取材・文 佐藤次郎 |