主婦をしながら、趣味や特技を生かしながら、地域の役に立ちたいという女性ボランティアが 集う「ながら会」。ひとり 暮らしの高齢者や65歳以上の 夫婦を対象とした食事会を麻生区の5カ所で 開いている。 そのなかの「ながら会千代ヶ丘会場」は、麻生老人福祉センターで毎月1回、多い時は80人を超す参加者に昼食を振る舞ってきた。 会員は、元気な90代を筆頭に現在53人。一方、食事をつくるボランティアスタッフは大半がシニア世代の主婦13人。スタッフは前日に食材を買い求め、当日は朝8時半から約70人前の食事を一気につくり上げる。主菜のほか、3~4品の副菜がつく豪華版だ。食後には歌や日本舞踊、手品などの催しものや、金程小学校の生徒との交流会もある。 「料理は楽しいし、皆さんがおいしいと言ってくれるのが嬉しい」というスタッフの情熱が、長続きの力となってきた。 ただ、コロナ禍が世の中を覆って以来、食事会は開けていない。「それでも何か役に立ちたい」とスタッフがはじめたのがマスクとエコバッグづくり。会員の家を一軒ずつ回り、手紙を添えて手渡した。これは大変好評だった。 「コロナ禍が落ち着いたら、すぐに再開したい。早く会員の皆さんの元気な姿が見たいですね」と安部代表。「ここでは一人ひとりが主役」とスタッフの希望者も募集している。 |
|
代表交代、連絡先変更 2024-08-05 中島
|
|
2020-12-01 | |
ながらかい会千代ヶ丘会場 |
取材・文 丸山浩一郎 |