技の基本を大切に楽しく過ごすのがモットー。けん玉の持ち方、膝や腕の使い方などコツを教わると、成功する子が増えていった。皆初心者だがサッカー少年とのことで、呑み込みが早い。隣りでは県大会で3位となった小学2年で五段の半田圭賛(はんだけいすけ)君が、関東大会に向けて練習していたが、さすがにうまかった。目標は日本チャンピオン(文部科学大臣杯)。 麻生こども文化センターの行事の一つとして20年近く続いており、日本けん玉協会神奈川県支部長の橋本雅之(はしもとまさゆき)七段ほか4名の指導のもと、大人から子どもまで楽しんでいる。 軽度な運動、認知症予防のほか集中力、根気、チャレンジ精神育成などの効果がある。10級から1級、初段から十段まであり、まじめに半年通えば1級になれるとのこと。 コロナのため休会していたが、月からの再開にあたっては、検温、消毒、マスクのほか定員15名での入替制や参加者名簿への登録などを徹底している。 けん玉は貸してくれる。参加自由なので一度のぞいてみて欲しい。 |
コロナに負けず、今日もがんばるぞ 後列左が橋本さん 大人の技を見逃すまいと熱心に見入る |
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2020-12-01 | |
けん玉の日 |
取材・文 中島久幸 |