「ママとママ、ママと地域を繋ぐ」をモットーに掲げ、その名もずばり「Link(つなげる) mama」。子育てに追われて悩みがちな若い母親たちに「一人で悩まないで」と呼びかけ、みんなでつながるための交流や学びの場をつくっている会だ。 自らも産後うつを経験した永井和美代表が「子育てママにはリフレッシュの機会が必要」と思い立ち、4年前に立ち上げた。活動の柱は、保育つきワークショップと、2か所のこども文化センターで開く地域子育て支援センターの運営(川崎市の委託事業)。メンバーは、ワークショップや講座に参加するマナビ―ママ、ワークショップ出店や講座の講師を務めるティーチママ、イベントや支援センターで子どもの世話をするシッターママから成る。 保育つきワークショップは女性限定で、マッサージから幼児用の歯固めづくりまで、さまざまな体験を楽しめる。子育て支援センターは、就学前の子どもと父母、祖父母が対象で、千代ヶ丘と柿生で週3回ずつ開き、お話し会などのイベントも。いずれも、子連れでも気兼ねのない「つながり」の場所だ。 このほか乳幼児のママ向けの防災啓発活動や、企業とのコラボ講座も。「この活動をきっかけとして、新しいつながりができていくのを見るのが楽しい」と永井代表。フラワースクールも開いているエネルギッシュな代表は「もっと『つなぎ』を広げていきたい」と意欲的だ。 |
保育つきワークショップはいつも盛況 (Link mama提供) |
2022-08-01 | |
Link mama 代 表:永井和美 連絡先:https://link-mama.jimdosite.com/ 設 立:2018年 会 員:マナビーママ109名、ティーチママ24名、シッターママ5名 会 費:マナビーママは登録無料。ティーチママは年会費5000円 活動日:保育つきワークショップは2カ月に1回程度。地域子育て支援センターは、千代ヶ丘が火水木、柿生が月木金。いずれも9時30分から12時30分 場 所:保育つきワークショップは主として「しんゆり交流空間リリオス」 |
取材・文 佐藤次郎 |