いろいろな色や柄の生地を縫い合わせて作るパッチワーク。ヨーロッパ発祥、アメリカで発展したと言われている。パッチワークといえば、昭和世代はベッドカバーを思い浮かべがちだが、今回取材した「登美子の部屋」の作品は予想をはるかに超えてオシャレで多彩だった。 指導者は32年前から、当時日本では手に入りにくい素材などを使って、新しいパッチワークの研究を重ねてきたという。作品を見せてもらうと、その成果が今につながっているのだとつくづく実感する。そんな指導者の優れた感性や発想力に魅せられて、32年間活動を共にしている仲間がほとんどだという。長い付き合いのせいか会員同士和気あいあいで、とても楽しそうだ。 悩みは会員の高齢化。若々しく見えるが80歳を超える人が何人もいるそうで、是非若い人たちと一緒に活動したいと語る。小物でも教えてもらえるので挑戦してみるのはいかがだろう。 |
できあがった作品例。速い人は大作でも2日∼2週間で仕上げるという できあがった作品例。速い人は大作でも2日∼2週間で仕上げるという 教室風景。自由に席を移動して先生や友人に教えてもらえる |
2022-08-01 | |
登美子の部屋パッチワーク教室 代 表:小黒登美子 連絡先:0422-70-3824 設 立:1990年4月 会 員:10名 会 費:3000円(月2回) 活動日:原則として第2・第4水曜日 10時30分~12時30分 場 所:麻生区市民交流館やまゆり |
取材・文 名越燿子 |