てんぷら油など食用廃油を回収し、NPO川崎市民石けんプラントと連携し、せっけんとバイオ・ディーゼル・フュエル(BDF)として再利用している。BDFは廃油を処理、精製した軽油並みの燃費で生協配送車などに利用されている。CO2の削減や河川の浄化にも役立つ。 区役所や店舗、支援者の自宅など36ケ所の廃油回収拠点にペットボトルで持参し、備え付けのポリタンクに移す。賞味期限切れの油も受け付けている。 2013年から古沢・黒川などで菜の花プロジェクトを展開。ボランティアの協力を得て、菜の花を栽培し、菜種を搾油、菜種かすはまた農地に戻す。麻生産菜種油を使った料理講座のほか、菜の花プロジェクトの地域資源循環の教育プログラムを作成し、小学校への出前講座も行っている。 廃油の収集は会が行うので、ポリタンク設置場所として自宅を提供いただける方を求めている。またボランティアや会員も募集中。 興味のある方は、ぜひご連絡を。 |
廃油回収コーナー(区役所2階ロビー) 麻生区古沢の圃場(菜の花めぐりにて) |
2019-04-18 | |
かわさきかえるプロジェクト(麻生区) 代 表:門平きょう子(かどひら・きょうこ) 連絡先:Tel.044-299-6460(林 惠美(はやし・えみ)) 設 立:2010年8月 会員数:30名(麻生区内) 会 費:1000円/年 回収日:区役所は毎月第1水曜9~12時 白山老人いこいの家・千代ヶ丘子ども文化センターは 毎月第1火曜日 岡上分館・やまゆり・店舗・個人宅など33ケ所は適時 http://kaeru.kazekusa.jp/ |
取材・文 中島久幸 |