住民からの要望に応えて、ちょっとしたお助けをする活動をおこなっている。その内容は、話し相手、ゴミ出し、家具の移動、粗大ゴミの搬送、散歩の付き添いなど。2人で伺い費用は1時間100円。手に負えない時は専門組織を紹介する。また、高層住宅向けの防災訓練や高齢者の認知症予防体操、車椅子介助などの研修会も開く。 設立のきっかけは、近隣に先行して同様の活動をする「ポプラささえあい」があり、住民の高齢化もあって協力者を募ってこの会を立ち上げた。最近は、自治会の行事のハロウィンやクリスマスなどの手伝いや乳幼児の子育て支援など、活動の幅を広げている。毎日夕方、双子の乳児の家庭を訪れ、お母さんと一緒に沐浴の手伝いと、もう一人の見守りで1時間ほど過ごすが、楽しくてやりがいがある。また、集会所を利用して、住民が持ち寄っての作品展も計画している。既に11名から応募があり秋には実現したい。 日本は高齢化が進み、支援を必要とする家庭が増えており、麻生区も例外ではない。これからは、地域でのちょっとした助け合いが、ますます大切になっていく。そのかたちのひとつとして紹介した。合言葉は笑顔のあいさつと優しい声かけ。 |
散歩の付き添いで街区の遊歩道を周回する ステップをいろいろ変えて枠を超える。 間違えるほど脳が刺激され認知症予防に 効果大 |
2023-08-01 | |
アカシアお助け隊 事務局:佐間田三七江(さまださなえ)(044-989-3163) 片山泰子 設 立:2018年6月 会 員:26名(男性13名、女性13名) 会 費:なし(自治会からの補助で運営) 活動日:適時(定例会:毎月第3土曜日16時~) 活動場所:白山新ゆりグリーンタウン内アカシア街区 |
取材・文 中島久幸 |