麻生区が目指している「認知症にやさしいまち あさお」の実現に貢献したいと、認知症支援推進活動団体「おれんじあさお」が2023年4月から活動をはじめた。 介護施設職員、認知症サポーター、介護福祉士、認知症疾患医療センターなどと連係し、認知症本人の見守り、傾聴活動を行うほか、地元商業施設にも協力してもらい、買い物のサポートも行っている。 活動の根幹にあるのは4つの柱。 1つ目は「共育」。認知症への理解を深めてもらうため、認知症サポーター養成講座を主催。また、認知症対策をテーマとした課題検討会と勉強会を毎月開催している。 2つ目は「ネットワーキング」。賛同者のネットワークを構築し、登録メンバーとともに、課題検討など認知症対応の共通認識を形成。 3つ目は「活動支援」。すでに地域で活動している人・組織・団体の支援とサポートを行う。 そして4つ目が「情報発信・広報活動」。地域住民に向けた広報活動だ。 共同代表の倉石知恵美さんは「認知症対策の基本は、多くの人が正しく知ることです。理解を広げ、偏見を解消し、認知症になっても安心して暮らせる町にしたい」と語る。 何か活動してみたいと思われた方は、気軽に問い合わせを。 |
認知症サポーターについて説明する大竹代表 勉強会と課題検討会は毎月開催 買い物ツアーのあと、メンバーで一息 |
2023-12-01 | |
おれんじあさお 代 表:大竹 明(おおたけ・あきら) 倉石 知恵美(くらいし・ちえみ) 連絡先:Tel.080-9301-8152 メールorangeasao@gmail.com 設 立:2023年4月1日 会 員:ML登録会員49名(11月1日現在) 活動日:不定期(毎月活動) 活動場所:福祉パルあさお ほか ブログ:おれんじあさおの掲示板 |
取材・文 佐々木直子 |