テキストは、北京語言(ごげん)大学編纂のもの。文章や会話の録音を聞き、講師とともに復唱し、質問し、説明を聞き、理解する。「中国語の耳を作る」ために聞き分け練習をこなす。講師は言葉の意味を説明し、いま世の中で起こっていることもあわせて話し、中国文化への理解を促進する。 レベルでクラス分けし時間・場所をかえて授業は行われている。上記のものは初級の人たちの一風景。 「目標は基本1年で現地に行って買い物、仕事で挨拶や基本的な会話ができるようになること」と、代表であり講師の柳(りゅう) 沙(しゃ)さん。中国山西(さんせい)省で生まれ、筑波大学で環境科学修士課程修了後、東京YМCAなどで中国語講師を務め、2年前、麻生区に。 今回、新百合ヶ丘地区で「中国語会話」を始める前から、目黒ユネスコ協会などで中国語講師を務めているが、そこの生徒の人たちとも一緒に活動。それは野外授業としての中華街散策や“中華料理巡り”、薬膳料理づくり、中国映画の鑑賞会を通して実践的な中国語を身につける。 「語学の勉強だけでなく、中国人の生活、考え方などを知り、異なる文化、言語、習慣を持つ人を理解してもらえればと思います」と柳さんは語る。 |
初級クラスの様子。写真右が講師の柳沙さん 薬膳料理づくりからも中国を知る(写真:柳さんより提供) |
2023-12-01 | |
楽しい中国語会話 代 表:柳 沙(りゅう・しゃ) 連絡先:070-8577-5338(柳 沙) yanagi007c@yahoo.com 設 立:2023年4月 会 員:8名(男性3名、女性5名) 会 費:3500円/月+雑費(場所代など) 活動日:火曜日 月3回 場 所:麻生市民館、 Ladybug教室、野外授業 |
取材・文 神澤秀夫 |