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区民の視点で情報発信

あさおふれんずasao friends

2,000人の仲間たちー川崎市のオストメイトー

公益社団法人 日本オストミー協会川崎市支部


 オストメイト(以下「メイト」という)とは、病気や事故などのため手術により腹部に排泄口 (ストーマ)を造設し、装具を使用している人をいう。全国に約23万人、川崎市に約2,000人いると推定されている(2022年度、厚労省調査)。

 日本オストミー協会川崎市支部は、市内のメイトを対象に会報発行、研修会、バス旅行等のほか、家族で参加し楽しめるように手品、落語や大西雄二(メイト)・ますみご夫妻のコンサートなども開催している(注)。

 ともに川崎市身体障害者相談員でもある副会長の吉松(よしまつ)さん(千代ヶ丘在住)や会員の田中さん(白山在住)によれば、ストーマの必要性を告げられたとき、病気に加え、メイトとして暮らすその後の生活に不安を感じたが、数十年を経た いま不安はなくなったものの、時に誤解、偏見を感じることもあるという。
そうした経験を踏まえ、お二人は「当事者やご家族の方が会の集まりに参加され、インターネットでは得られない生の経験談を聴き、疑問に対する多くの情報を入手されることはとても有意義です」と熱く語ってくれた。

(注)大西雄二(コントラバス)・ますみ(ピアノ)ご夫妻のチャリティコンサートの開催予定は次のとおり。詳細未定(要問い合わせ)。
日時:10月24日(金)昼夜2公演 場所:エポック中原大ホール 


公益社団法人 日本オストミー協会川崎市支部
3月の川崎市支部講演会の様子。

公益社団法人 日本オストミー協会川崎市支部
川崎市支部会長の坂本 純氏。エネルギッシュで陽気な方です

公益社団法人 日本オストミー協会川崎市支部
講師の中島小百合さん。バークリー音楽学校を卒業し、楽譜の校訂、通訳などで活躍中。
「ストーマは私のチャームポイント」と笑顔で語る
  2025-03-26
公益社団法人 日本オストミー協会川崎市支部
会 長:坂本 純(さかもと・じゅん)
連絡先:Tel.044-712-5037(吉松)
設 立:1969年1月
会 員:80名(2025年2月1日現在)
入会金:なし(2025年2月1日現在)
会 費:2400円/年
活動日:適宜(要問い合わせ)
活動場所:適宜(要問い合わせ)

取材・文 仲原照男
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