大切なオモチャがこわれて悲しむ子どもの姿を目にするのは、親にとっても悲しいものだ。そんなときは、無料で直すおもちゃドクターに連絡を。 「自分たちが、孫の世代にできることが何かないだろうか」と、子どもとオモチャが大好きなメンバーが集まり、高津区などで活動してきた。今年、「やまゆり」での「ビバ!かがやく子どもたち」に参加した。好評を得たので、この10月から麻生区でも「おもちゃ病院」をはじめる。 その子にとっては唯一無二のオモチャを直すにあたっては、ネジ1本、ビス1個まで注意を払う。オモチャが動き出すと嬉しいが、それ以上に、ニッコリ笑った子どもの笑顔と、ありがとうのことばが何よりの励みとのこと。 こわれた部品を揃えるために、事前の連絡を原則としている。時間内での修理を心掛けているが、預かり修理もあり。 先ずはこの活動が、クチコミで徐々に広がり、多くの子どもたちがおとずれることを願っている。 また、機械には無縁であっても、子ども好きな女性を含む方々へ、会員募集中。直し方を教える仕組みもある。 |
やさしく頼りになるおも ちゃドクターが待っている 「ビバ!かがやく子どもたち」でのにぎわい (2014.6.1 市民交流館「やまゆり」にて) |
2014-10-01 | |
おもちゃ病院(市民交流館での活動) 代 表:丸岡 慎(しん) 連絡先:☎090-3224-2817 設 立:2014年10月 会 員:5名(男性5名) 50~70歳代 60歳代が主体 会 費:3000円/年 入会金:1000円 修理費:無料(原則予約制、2日前まで) 活動日:1、4、7、10月 第2水曜14~16時 活動場所:市民交流館やまゆり |
取材・文 中島久幸 |