「日本の童謡や唱歌を次世代に残したい」とスタートして26年、団員は女性ばかり50名の女声合唱団である。 1995年に市の代表として、姉妹都市オーストリア・ザルツブルグで行われた「ジャンパンウイーク・川崎ディ」に参加。以降、ほぼ2年に一度、ハンガリー、スロバキア、韓国、インド、ロシア、ブラジルなど海外へ出向き、日本の童謡を歌ってきた。 交流の内容について、2代目の会長の菅原敬子さんは「童謡は日本人の心そのもの、訪問する国の言葉で日本の童謡を紹介し、その国の子どもたちの歌を歌い親交を深めています。言葉が通じなくても、観客の笑顔を見れば、私たちの思いが伝わったかどうかすぐ分かります。」と語る。 麻生区では、麻生音楽祭、麻生合唱フェスタ、麻生サークル祭、七草粥の会などイベントに毎年出演するだけでなく、童謡は心の癒しになると、区内の障害者や老人施設、聖マリアンナ医科大学病院にも歌声を届けている。 「歌声で心と心をつなげる」喜びを味わいたい方、歴史のある同会は歌唱力のあるメンバーを募集中。 |
2015年ライオンズクラブ杯優勝! |
2019-04-15 | |
麻生童謡をうたう会 |
取材・文 植木昌昭 |