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区民の視点で情報発信

あさおふれんずasao friends

箏の演奏を通じて、子どもたちに日本の伝統文化を受け継ぐ

グループ奏


 「ビバ!かがやく子どもたち」での着物姿の子どもたちの演奏で、「やまゆり」はみやびな雰意気に包まれた。「さくら」「荒城の月」など6曲を演奏し、喝采を受けた。そのあと箏を体験するコーナーがあり、日ごろ触れる機会のない聴衆も、子どもたちから爪のはめ方、糸の弾き方など丁寧な指導をうけ、絃をはじく。

 本団体は日本の伝統文化を活性化する文化庁「伝統文化親子教室」委託事業に参加。設立以来、1月の成果発表会、やまゆりイベントのほか、13年間6月の麻生音楽祭に参加。また小・中学校の体験事業にも参加。

 一番の悩みは奏者と聴衆が入れる広い発表会場の確保。また尺八以外の楽器とは音域や音程が異なり合奏が難しいため、コラボが体験できないこと。代表者の谷口さんは、「子どもの頃から箏に親しむことで、大人になってから趣味の芸ごとにつながり、ひいては日本の伝統文化の活性化につながってほしい。思いは‘成長してからの芸ごとにつながること’です。」と熱く語った。
 

グループ奏
♪会場は箏の音色であふれた♪(麻生音楽祭)

グループ奏
こころをこめて弾きました
  2019-04-18
グループ奏
代表者:谷口(たにぐち) 恵美子(えみこ)
連絡先:Tel.044-988-1320
設 立:2002年1月
会員数:55名(男子2名、女子53名)
会 費:グループレッスン
     5~1月の期間中親子教室参加者無料
     2~4月 1回:1200円
活動日:隔週土曜日13時30分~17時30分
活動場所:新百合教室(麻生区万福寺)
  *ほかに自宅(麻生区栗平)での個人レッスンあり
  【毎週金曜9時30分から終日、会費3000円/回、
   入会費5000円】

取材・文 中島久幸
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