「麻生オカリナを楽しむ会」は、麻生市民館主催の成人学校「初めてのオカリナ」講座終了後にできた自主グループで、29年目を迎えた。 月2回集まり、1回目は水本一孝先生のレッスン、2回目はメンバーで自主練習をする。宗次郎にあこがれて入った人もいる。 24年目の佐藤さんは、知り合いに誘われて参加するうちにオカリナの優しく温かい音色とアンサンブルに魅かれていった。 オカリナは、息を吹き込むだけで音がなるが、息の強さで音が変わる。みんなの息が合うと、アンサンブルのハーモニーがきれいになる。「水本先生は曲の雰囲気とハーモニーの美しさに力を入れて教えてくださるので演奏できる喜びを感じている」と、佐藤さん。 練習の成果は、麻生音楽祭、老人いこいの家などで演奏する。「麻生音楽祭2018」では、『ヴァイオリン協奏曲「四季」から』『歌劇「ウイリアムテル」序曲』『クシコスポスト』など、なじみのクラシックを演奏し、観客を魅了した。 小さな楽器のオカリナ、その音色は優しく暖かく、聴く人を惹きつけ離さない。 |
2020年の30周年を目標にむずかしい曲にも挑戦している。(麻生音楽祭2018於麻生市民館) 音域の違う大小さまざまなオカリナがある |
2019-04-15 | |
麻生オカリナを楽しむ会 代 表:佐藤 登喜子(さとうときこ) 連絡先:Tel.090-2204-0662(佐藤) 設 立:1990年6月 会 員:女性16名(男性も募集) 入会金:1000円 会 費:3000円/月 活動日:第1・第3火曜 13~16時 活動場所:麻生市民館・多摩市民館・万福寺町内自治会館 ・岡上分館 |
取材・文 石崎純也 |