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冬の星空観察

川崎天文同好会


 冬の夕暮れは早い。5時を過ぎるとあっという間に暗くなる長沢浄水場。広場の星空観察会場を探す。暗闇の迫るなか、大砲ごときを囲み人影。「星を見てみませんか?」気さくな女性の声がかかる。闇に目が慣れると空に向けて大きな望遠鏡。直径25㎝、長さ1.2mもあるニュートン式反射望遠鏡、ドブソニアンという台座に星を狙う姿は、まるで大砲。ジージーと音を立てながら回転し、星を狙い動くロボット。

 早速、お言葉に甘えて、のぞかせてもらう。まずは明るい月。クレーターが王冠のように立体的にみえる。「アルデバランが入りました」との声に隣の物干しざおのように長い望遠鏡を覗かせてもらう。冬の空にひときわ目立つ星だ。「人工衛星!」と指さす空を見上げ、ゆっくりと星間を抜けていく軌跡を追う。観察は尽きない。

 川崎天文同好会は創立65周年という歴史あるアマチュア天文愛好者の集まりだ。星に興味を持つ人たちに観察の機会を提供している。138億年前の誕生以来、膨張し続ける宇宙への心強い案内人である。

 なお、2023年現在、長沢浄水場は工事中で星空観察会は行われていないが、「川崎授産学園」と「新ゆりアートパークス」で開催されている。アートパークスは新百合ヶ丘駅近くの昭和音大の隣で交通の便が良い。

 また「かわさき宙と緑の科学館」では川崎天文同好会の天文写真の展示会が催される。

詳しくはホームページで確認ください。


川崎天文同好会
星を狙ってドブソニアンがたつ
  2019-02-01
川崎天文同好会
発 足:1953年4月28日
事務局:川崎市宮前区土橋1-2-5(松岡方)
年会費:一般会員 3000円、満27歳未満の学生及び高校生1000円
https://www.kawaten.com/
取材・文 景山
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