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透明感が魅力のパステル画はいかが!

王禅寺パステル画会


 王禅寺ヨネティーで開かれたカルチャースクールをきっかけに活動を開始した。会員は60歳代から80歳代。
 
 パステル画の多くは、パステルと呼ばれる顔料を粉末にしクレヨンやチョークのような棒状に固めたもので描く。水や油もいらず、乾くのを待たずに重ね塗りができるので気軽に楽しめる。特徴であるパステルカラーは、シャープで、鮮明な色で、明るくてソフトな色である。

 描くテーマは事前に決めるが、本人の好きな絵を描けばいい。8時間あれば作品は仕上がるとのこと。ただし2、3ケ月ごとに先生の講評があり、それに沿って修正し完成度を高めていく。取材した日は講評「合評会」の日であった。構図の決め方から陰影や遠近を感じさせる技法まで細かく指摘した。「絵はタイトルを意識して描くもの」との先生の話が印象に残った。

 新人でも1年通えば書けるようになる。上達の秘訣は、熱意のほか合評会で人の作品もよく見て、指摘されたことを吸収すること。年1回麻生市民館アートギャラリーで発表会を行うのも励みになる。今年は9月3日から8日(月曜休館) 3密を避けマスク着用で活動している、是非見学を。


王禅寺パステル画会
講評を受けた作品を手に(前列右から2人目が北村先生)

王禅寺パステル画会
北村先生の作品(横浜、日本丸メモリアルパーク)
  2021-08-01
王禅寺パステル画会
先 生:北村清士(きたむらきよし)
代 表:若林通一(わかばやしみちかず)
連絡先:090‐8102‐6510(若林)
設 立:1991年4月
会 員:8名(男性3名、女性5名)60~80歳代
入会金:なし
会 費:1500円/回
活動日:毎月第2、第4月曜 9時30分~12時
活動場所:麻生市民館(通常)、王禅寺ヨネティー(コロナ禍)

取材・文 中島久幸
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