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食事がつなぐ地域の輪

まぶね食堂しょくどう


まぶね教会(麻生区下麻生)で、毎月開かれている「まぶね食堂」は、2017年2月に「こども食堂」としてスタートし、2019年4月で26回目を迎えた。同教会の石井智恵美牧師、企画運営を行うまぶね食堂運営委員会の前代表小平慎一さんたちは、食堂をはじめた理由を
「麻生で孤食の改善や安心して食事のできる場を提供しようと思いました。子どもだけでなく、誰でも一緒に食事のできる場、食事を通じ地域の方たちが交流できる場を作りたいと思っています」と語る。
 ボランティアメンバーは、運営委員会代表、渡邊良子さんの友人、地域の人、福祉作業所の人などで、取材日は10名前後が9時半からカレーライス、サラダや餃子の準備をすすめていた。
 大量の食材がメンバーの会話と笑い声のなかで次々と姿を変えてゆき、見ているこちらまで楽しくなる。子どもは、希望すればホットケーキを焼くこともできる。はじめは参加者がいないこともあったが、昨年ごろから毎回50~60人で安定しているそうで、この日も会場は子ども連れの家族、高齢の夫婦などでにぎわっていた。
 そんな参加者に澄み切った声でハーモニーを聴かせてくれた2人の少女、障がいはあっても満面の笑みでバイオリンを奏いてくれた男性など、お腹も心も満たされる時間だった。

まぶね食堂しょくどう
「朗読の会りんどう」が来てくれたこともあります
  2019-06-01
まぶね食堂しょくどう
代 表:渡邊 良子
連絡先:Tel.044-988-1104(まぶね教会)
設 立:2017年2月
活動日:毎月第2土曜 12~14時
場 所:まぶね教会 (麻生区下麻生2-27-30)
費 用:大人300円、高校生以下無料
取材・文 仲原照男
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