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世界鉄道の旅 ジオラマに入り込んで体感

新百合ヶ丘鉄道模型クラブ


 ジオラマ展示は、引っ張りだこだ。新百合ヶ丘総合病院、千代ヶ丘こども文化センター、和光大学ポプリホール鶴川、高齢者施設では、毎年イベントを開催している。

 2018年5月に、京王フローラルガーデンで開催された「スイスフェア」に、日本国内では唯一の氷河特急組立式ジオラマレイアウトを設置して出展走行させ、リアルなジオラマは観客を驚かせた。

 新百合ヶ丘鉄道模型クラブは、日本型Nゲージ鉄道模型を走らせるクラブだが、兄弟クラブの「モデルアイゼンバーンクラブ」(1992年設立 ヨーロッパ型鉄道模型クラブ)と合同展示する。イベントでは、白いひげをたくわえ帽子を被った、両クラブ事務局長の二上孝秋さんが見学者を迎える。「車両を走らせて楽しい、思わずその中に入りたくなる風景づくりを目指しています」と、自慢のジオラマの説明に熱が入る。

 どこでも人気の展示会。長い時間、じっーと見入っている人がいる。走る列車が楽しいのだろうか、ジオラマに入り込んで夢の旅をしているのだろうか。

 「ジオラマ上を走る鉄道模型は生き生きとしていて、実物が走っているようにリアルで、自分がジオラマに入り込んだように錯覚します。まさに、そこを旅しているようです」と二上さん。鉄道の話になると、熱くなり話は尽きない。
 

新百合ヶ丘鉄道模型クラブ
回の展示は5日間。二上さんの話は夢があって、楽しい。
(2015.7 新百合ヶ丘総合病院)

新百合ヶ丘鉄道模型クラブ
すべて、クラブ仲間の手作り。電車の速度も
自由に切り替えられる
  2019-05-01
新百合ヶ丘鉄道模型クラブ
代 表:小林 和義(こばやし かずよし)
連絡者:副会長(事務局長兼任) 二上 孝秋(ふたがみ たかあき)
    Tel.044-953-2293(二上)
    takaakif1044@ymobile.ne.jp
設 立:2005年4月
会員数:男性8名
    (社会人5名・大学1名・高校1名・小学1名)
入会金:なし
会 費:3000円/年 その他必要に応じて徴収
活動日:定例会・運転会
    毎月第4土曜 10~18時
活動場所:金程会館(麻生区金程)
そのほか 兄弟クラブ合同で定例会を開く
   ※委細な入会条件は、直接問合せ
取材・文 石﨑純也
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