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コロナ禍が問うものを考える

平和・人権学習講座


 毎年麻生市民館で開催される平和・人権学習講座。今年は「コロナ禍を機に私たちの『日常』を問い直す」と題し、オンラインに変更して開催されている。本紙発行のとき、まだ開催されていない3回目(2月9日)、4回目(2月16日)のみの受講も可能とのことだ。
 3回目は、「買われる子供たち」の著書や、最近掲載された「『援助交際』修学旅行に行きたくて-非難より支援『一緒に考えて』-」など多くの記事で著名な、朝日新聞編集委員 大久保真紀氏による「子どもの虐待について考える」。コロナ禍にあって増えているといわれる子どもの虐待について、その実態を知り心と命を守る方法を考える。最後の4回目は、立教大学文学部教育学科教授 和田 悠氏を講師に、多くの講義がオンラインにならざるを得ない大学の現状を通じ、変化するであろうこれからの社会について考える。
 すでに終了した1回目は「映像とメディアリテラシー」。多数の受賞歴がある認定NPO法人Our Plane t TV代表理事白石 草氏を講師に、報道と正しい情報の捉え方について考えた。また2回目は、全国ではじめて罰則が付いた人権条例である「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」と、コロナ禍での子どもの権利について市の担当者から詳しい説明を受けた。なお、5回目の石堂志津子氏は次年度以降に延期となった。

平和・人権学習講座
コロナ以前の講義風景(講師は佐藤みのり弁護士。今年はオンライン講義のためこうした光景は見られない)
  2021-02-01
平和・人権学習講座
開催日:2021年(終了)
会 場:麻生市民館
受講料:無料
申 込:受付は終了しました
問合せ:麻生市民館 麻生区役所生涯学習支援課
    麻生区万福寺1-5-2
    Tel.044-951-1300
取材・文 仲原照男
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