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麻生区にこんなところがあるのを知っていますか?

麻生区歴史観光ガイドの会


 麻生区には知っているようで、知らない日本一や日本最古というようなものがある。

 地名にもなっている「王禅寺」には「禅寺丸柿」の原木が保存されている。甘柿としては日本最古だ。10月21日の「禅寺丸柿の日」には市民館ではセミナーが、現地では見学会が催され、記念日前後には柿生駅前で「禅寺丸柿まつり」が開催される。

 柿生駅に近い「恩廻し公園」にある「鶴見川調整池」には地下7階に相当するところに総延長約600mの巨大なトンネルがある。断面は東京湾アクアラインよりも大きい。

 細山にある「香林寺の五重塔」は、日本唯一の禅宗様式の塔。毎年春分の日には「五重塔まつり」が行われる。

 鶴川駅周辺では、「東光院」本堂内に保管されている「板碑」は、現存する板碑としては市内最大、麻生区では最古のものである。

 栗平駅周辺では、「金神神社」に一木彫としては日本一大きい「大黒天」が祀られている。

 黒川駅近くにある「西光寺」の本堂天井には手をたたくと龍が動く「雲龍図」があり、12年に1度辰年(たつどし)に一般公開される。

 川崎市で一番標高の高い黒川には、川崎市内唯一の水力発電所がある。相模湖から長沢浄水場までの導水路の途中の落差を利用して造られたもので、一般家庭1,350軒分の電力を賄っている。発電に使われた水は一滴も無駄にせず長沢浄水場に運ばれて私たちの水道水になっている。

 このようなところは、団体でなければ見られない施設も多い。「麻生区歴史観光ガイドの会」が、年7回実施している「麻生の歴史散策」(定員30名)に参加してみてはいかがだろう。

麻生区歴史観光ガイドの会
「麻生区歴史 観光ガイドの会」の皆さん
 
代表を飯塚洋三から森 信夫に、連絡先を事務局に変更 2024.08.11 中島
  2016-10-01
麻生区歴史観光ガイドの会
代 表:森 信夫(もり・のぶお)
連絡先:Tel.044-965-5113(事務局)
設 立:2007年11月
会員数:9名
入会金:なし
会 費:なし
ガイド料金:500円/人
活動日:1回/月
活動場所:麻生区内

取材・文 上治信義
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