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取材記事article

手作りの教科書を届けます

拡大写本グループ


 社会福祉協議会の写本講座を受講後に活動を開始。高齢者や弱視の人のために、字を拡大して書き写す。現在は教育委員会、拡大写本連絡協議会の依頼で、弱視の小中学生の教科書作りをおこなう。

 手順は、まず要望に沿って文字の大きさ、色、台紙の色を決め、元の教科書と同じ配置になるよう相談。絵や写真は折りたためるページにしたり、文字の入れ方を工夫する。次に手書きの文字は大きさ別の下敷きを使って、写真や絵はパソコンで拡大して仕上げる。最後に製本し、内容が多いときは何十冊に分冊する。正確さのほか、1冊目が新学期に間に合うよう緊張が続く。また、視野狭窄やぼんやりとしか見えない人には、背景や文字の太さ、色にも配慮する。ときには両親から日頃の様子を聞き、担任の先生に相談し、手探りの努力を積み重ねる。

 こうした20年近くの努力の結晶は、拡大教科書の原本となる標準教科書の教科の数にして118となり、弱視の子どもたちの大きな助けとなっている。今後は絵本や児童図書の拡大本を手掛けることが目標だ。

拡大写本グループ
今日の作業をおえて、ほっとするみなさん

拡大写本グループ
手でゆっくり文字を書いたり、スキャナーで取り込んだ絵をパソコンで拡大する
 
  2016-02-15
拡大写本グループ
代 表:中島(なかじま) まり
連絡先:事務局 佐々木
Tel.044-965-0662
設 立:1993年6月
会 員:22名(女性のみ)
会 費:1500円/年
活動日:毎週水曜 10~12時
活動場所:21ビル社会福祉協議会 研修室
取材・文 中島久幸
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あさお区民記者

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